2017/05/01
ゴルフ上達のカギは筋肉の柔軟性!
いろいろな場面で「緊張して身体がガチガチになってる」ということを聞いたことがあると思います。これも実は柔軟性の低下によるものなのです。
人がさまざまな運動技能を獲得する際に、柔軟性は重要な要素であり、それはゴルフにも言えることなのです。
なぜ、筋肉の柔軟性なのか
スポーツや運動をする際に日本人はよく「体が硬くなっている」、「肩の力を抜いて」といったことを口にします。
これは緊張や不安から筋肉の柔軟性が失われパフォーマンスが低下するためです。
パフォーマンスを最大限に引き出すには、関節の動作範囲で力を充分に発揮する必要があります。
そのためには、自ら筋力を発揮し、能動的に関節を動かす範囲の柔軟性を向上させる必要があると考えられています。
また、筋肉の柔軟性により怪我の予防に繋がることも知られています。筋肉の硬さは、体の動きと深くかかわっています。
筋肉そのものがバネのような性質を持っており、バネである筋肉の動く範囲が大きいほど関節の動く範囲が大きくなり、
その範囲内でしっかり筋力を発揮できるということです。
ゴルフにおいて、大事な場面でいいスイングができた場合には、次回同じような状況でいいスイングができることがあります。
しかし、失敗してしまうと筋肉に力が入り、身体がうまく動かない状態になるのです。
こうなってしまうといいスイングができるはずもなく、スランプに陥ってしまいます。
これは緊張からくる筋肉の柔軟性の低下から自分の可動域範囲内でうまく力を発揮することができなくなるためです。
しかし、柔軟性を理解するだけでその後の対処方法がわかるようになるのです。
運動するにあたって、筋肉の柔軟性はパフォーマンスを左右する重要な要素です。
筋肉の柔軟性とゴルフ上達の関係性
ゴルフの飛距離向上に向けて重要視するポイントはスイングにあります。
つまり、自身の筋力ではなく、スイングフォームや身体の使い方によってボールにパワーを伝える伝達能力が大切なのです。
スイングにおいて身体の捻転は、パワーをボールに伝える最も重要な要素となっています。
パワー伝達と力の発揮タイミングを併せて、スイング時のインパクト力とボールの飛距離が決定されます。
一般的な男子ゴルファーは、スイングスピードが早いにも関わらず、女子プロゴルファーとボールの飛距離が同等であると言われています。
筋力に関しては男子ゴルファーの方が多いですが、女子プロゴルファーはその差を柔軟性で埋めているためです。
先ほども述べた通り、ゴルフは身体の捻転をいかにうまく伝達するかが重要であり、うまく伝達できればボールに力がのります。
つまり、柔軟性とパワー伝達は密接な関わりがあるといえます。
柔軟性があればスイング全域において自らの最大筋力でボールにパワーを伝えることが可能になります。ゴルフ上達の鍵は筋肉の柔軟性なのです。
ゴルフにおいて必要な柔軟性の部位は、肩甲骨、肩甲骨周り、股関節回り、そして胸周りの筋肉です。基本的に捻る動作は怪我をしやすいため、ゴルフ上達のためだけでなく日頃の怪我防止や、ゴルフの際の怪我防止にもつながるのでやっておいて得しかありません。
筋肉の柔軟性は運動機能の向上だけでなく、間近のパフォーマンスに直接関与します。日頃からのトレーニングやエクササイズが重要です。
そこでおすすめなのがストレッチ。
ゴルフを始める前にこれをするだけで、筋肉の柔軟性が高まりパフォーマンスを向上させることができます。
やり方
膝立ちの状態になります。左膝が90°になるように前に出します。そのまま左手を床につけ、右手の肘を右足の内側につけます。この状態を10秒キープ。これを互い2〜3回繰り返します。
個のストレッチをすることにより、股関節周りの柔軟性が上がり、パフォーマンス向上に繋がります。
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